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2019/01/22

【コラム】お正月太りをリセットする方法


2019年を迎え、新たな目標に向け、既にスタートを切っていらっしゃる方も多いと思います。新鮮な気持ちで過ごす中、体重計に乗ると、、、「あれ?!」と思っていた以上に増えた体重を見て驚いた経験がある方も多いと思います。もし担当した面談で、そのような方がいらっしゃったらどんな言葉かけをしますか?

参加者:
お正月は、こたつでテレビを見ながら、
食べて寝る生活をしてしまいました。
おもち、おせち、お歳暮で頂くお菓子、あと親戚で集まる機会もあったので、いつも以上にビールも飲んでしまいました。

管理栄養士・栄養士:
年に1度のお正月ですもんね。日ごろ忙しく過ごされておられるので、ゆっくり過ごす時間も大切です。これからしっかり戻しましょう!

【お正月太りをリセットする方法】


その1 目標を明確にする。
「〇kg落とす」など、目標を明確にし、紙に書いておくことで、意識の継続につながります。その時、「〇号のスーツを着こなしている。」など1年後の自分のイメージを一緒に記録しておく事もお勧めです。

その2 毎日体重を測定する。
減量するためには、毎日体重を測定し、変動幅を知ることが大切です。お正月太りの後は、1kg以上の変動がない事が理想。g単位の変動に一喜一憂しないで、堅実に目標を実現しましょう。

その3 バランスのよい食事を腹八分目で楽しむ。
つい食べ過ぎてしまう方は、食事の前に両手一杯の生野菜をゆっくりよく噛んで食べると、食事量をコントロールしやすくなります。

その4 適度に身体を動かす。
新年の新たな気持ちと共に運動習慣もスタート出来れば理想ですが、なかなか難しい方は、日常生活の活動量を増やすことから始めると継続しやすいです。例えば、大掃除後のきれいな状態を保つ意識を持つだけでも、自然と体を動かす機会が増えるはず!

その5 嗜好品はあくまでも楽しみとして摂る。
スイーツ、お酒、好きなものがやめられない。お正月はいつも以上に摂ったから、しばらくやめないといけないと思いつつ、やめられないのが嗜好品。まずは「寝る2時間前は摂らない。」「適量を守る」など、時間、量を決めて、減量の妨げにならない範囲で、上手に楽しみましょう。


体重の増減は誰にでも起こる事。最初の言葉がけがその後の面談の雰囲気を左右します。参加者の立場になって言葉を選び、オンリーワンの管理栄養士・栄養士を目指しましょう!

管理栄養士・松岡 喜美子

≪参考資料≫
食事バランスガイド
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-008.html
アクティブガイド
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-002.html




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