レシピ
2020/09/03
【作り置きレシピ】お弁当に便利!鮭フレーク
今回は秋の味覚の代表のひとつ秋鮭を使ったレシピのご紹介です。
そのまま焼いて食べても美味しいですが、ひと手間かけてフレークにしておくと、冷蔵・冷凍・保存ができるので忙しい朝の一品やお弁当にも便利です。
鮭は、身が赤いので赤身魚と思われがちですが、実は白身魚です。
エビやカニを餌にしているので、その甲殻類の赤い色素が鮭の身を赤くしているのです。
赤い色素はアスタキサンチンと呼ばれβ―カロチンと同じ色素の一種で、強い抗酸化力をもつ成分として注目されています。
その他、鮭には血液をサラサラにするEPA、DHAも含まれています。
※魚の切り身を選ぶ時は、パックを傾けて液汁の少ない物を選びましょう。
※冷凍した魚を解凍する場合のポイント:
- 冷蔵庫に移してゆっくり解凍→指で押してへこむ程度になればOKです。
- 部屋において自然解凍。→包装したまま冷暗所に置きますが、夏場は要注意です。
- 流水解凍→ポリ袋にいれてしっかりと口をしばり水を入れた容器に浸し、水道水を細く流し続けます。
- 電子レンジで急速解凍→解凍にムラができやすいので途中で向きを変えたりして様子をみながら加熱をしましょう。
鮭フレーク
<材料>
塩鮭…4枚
酒(蒸し用)…大さじ3、
A(みりん…大さじ2、酒…大さじ2、生姜のすりおろし…小さじ1/2)
醤油…大さじ1
ごま油…大さじ1/2
<作り方>
- フライパンに塩鮭、酒を加えて、蓋をして中火で火が通るまで3〜4分蒸します。
- バットに火の通った鮭を移し、鮭の身を細かくしすぎないように骨を丁寧に取り除きます
- フライパンに鮭のほぐした身を入れて中火にかけ、Aを加えて混ぜながら3~4分、水分を飛ばしながら中火から強火で煎り、醤油、ごま油を加えて仕上げます。
<調理のポイント>
- 冷凍する時は、使いやすい分量に小分けしラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存をします。
- 解凍する時は、手のひら分で電子レンジ(600W)、50秒~1分が目安です。
≪調理例≫
鮭フレークと小松菜の炒め物
<材料> 一人分
小松菜…3束、鮭フレーク…大さじ2、ごま油…小さじ1、塩、こしょう
<作り方>
- 小松菜はよく洗ってヘタをとり5cmのざく切りにします。
- 熱したフライパンにごま油をひき、小松菜を入れ炒めます
- 小松菜に火が通ったところで鮭フレークを加えて軽く炒め、塩、こしょうで味を調え、器に盛って完成です。
管理栄養士・飯塚 典子
≪参考資料≫
・魚の解凍について
https://www.yoshoku.or.jp/kaitou/