コロナ禍で、これまでにない緊張感や不安を抱えた自粛期間。
突然できた「おうち時間」の過ごし方について試行錯誤された方も多いのではないでしょうか？
普段できないことに挑戦してみたり、家族との時間を大切にしてみたり、時には、ストレスに負けそうになったり、不安になったり、長く続いた自粛期間は、これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、いろいろなことを見直すきっかけにもなりました。
今回は、管理栄養士・栄養士に聞いた「おうち時間の過ごし方」についてのアンケート結果をご紹介します。

管理栄養士・栄養士に聞いた「おうち時間」の過ごし方は？

第1位：「動画、映画、ドラマを見る、映像でスポーツ観戦」　64人

• 動物が好きですが飼っていないので、友達のペットの写真を見たり、SNSやテレビで動物を見ます
• 動画見ながらダンスや筋トレ♪♪　いろんな動画があるので、その時の気分で選べます！！
• 楽器演奏などのライブ配信をみること
• 4歳の息子がDVDを観ながら音楽に合わせて踊っているので、一緒に踊っています
• 映画

最も多かった声が、「動画、映画、ドラマを見る、映像でスポーツ観戦」　でした。
自宅にいながらもオンラインを使って可愛い動物を眺めたり、バーチャル旅行を楽しんだり、遊園地まで楽しむことが出来たり、これまで想像もしていなかったこともオンラインで可能になりました。

第2位：「インターネット、SNSを見る」　62人

• ネットサーフィン
• zoomで仲間と筋トレ
• zoomで人と話す
• YouTubeで15分くらいのトレーニング動画を見ながら身体を動かしてます！

インターネットでの情報収集やオンラインでのコミュニケーションを楽しんだという声も多くありました。どこにいても遠方の人と実際に会っているかのように会話できるのもオンラインの魅力ですよね。
コロナ禍をきっかけに、今後ますますオンライン化は進みそうです。

第3位：「おいしいものを食べる、飲む」　57人

• ローカルテイクアウトをして普段行けないようなお店の物を食べるのが唯一の楽しみ。飲食店の応援にもなる。
• 転勤族妻なので、ご当地グルメを買ってきて自宅で食べています。美味しく楽しく地産地消しながら、気分転換しています。

管理栄養士・栄養士なら、「食べる・飲む」は、外せませんよね。普段イートインのみのお店もお持ち帰りメニューを始めたり、なかなか足を運べなかったレストランの味もテイクアウトで気軽に楽しめるようになりました。

第4位：「ストレッチ、体を動かす」「料理をする」　56人

• ラジオ体操をする
• ダンスやストレッチの動画を見て一緒に体を動かす
• ストレッチ、ヨガをする
• 1冊のレシピ本に沿って毎日の昼食をつくる。最近はリゾットレシピ本を用いて新しい味に出会う、基本の食材は同じでも旬の食材を加えることで感じられる味の変化や、米粒のアルデンテの上達具合を楽しんでいます。
• いつもあんまりやらない手の込んだ料理を作ると家族も喜ぶし、達成感やリフレッシュになる！
• お菓子作り
• パン作りをしてリフレッシュしてます！焼き上がったパンを見ると幸せな気持ちになります！

健康の立役者でもある管理栄養士・栄養士の皆さんは、自粛期間中も運動と食事に意識を向けられていたことが伺えました。
特に料理に力を入れられた方が多く、「米粒のアルデンテを極める」なんてさすがです。同じ食材でも最大限美味しく調理する事で、食べる楽しみが増えます。自粛期間に得たものを、指導にも活かせるといいですね。

管理栄養士・栄養士に聞いた「よく利用するSNS、動画サービス」は？

第1位：「YouTube」

今や「ユーチューバー」を肩書にする人も増え、とても身近なものになっています。
発信する側も自分を表現する場として活用でき、受信する側も動画を楽しんだり、自宅にいながら、セミナーやヨガなどのレッスンを受けたりでき、とても便利ですよね。

第2位：「Instagram」

管理栄養士・栄養士の皆さんは、やはりグルメでしょうか。
「インスタ映え」したご当地グルメを見ると、もう「食べない」という選択肢はありません。

第3位：「Facebook」

1位、2位から少し差はつきましたが、世界中の人たちとつながる事が出来、幅広い活用法があります。自分の近況を遠く離れた友人や家族、親族に知らせるツールとして、企業のイベント告知を行うツールとして、使い方は様々です。
NutriworksもFacebookを開設しておりますので、是非「いいね！」や「シェア」をお願いします。

管理栄養士・栄養士に聞いたおすすめの気分転換法とは？

上位に入った気分転換法についてはご紹介しましたが、それ以外の気分転換法はこちらです。

• 部屋の掃除
• 髪をアレンジしてみる、鏡を見てみる
• 入浴剤を選んで、湯船に浸かること。
• 特に何かをするわけではなく、ぼーっと瞑想する時間
• 天気の良い日は庭の手入れ。花ばかりでなく野菜も育てます。
• 子供と大声で笑う
• 大根をスライサーで細く切ること。それを麺代わりにして食べると糖質オフにもなり食べすぎてる胃も休められて一石二鳥！な気分。
• ボールペン字の練習をしています。好きな詩や俳句など書き写していると夢中になって時間を忘れます。

まとめ

おうち時間の過ごし方についてのアンケート結果をご紹介しましたが、いかがでしたか？共感できるもの、やってみたいものが見つかりましたか？
自粛期間は、不安を感じたり、ネガティブになったりしがちですが、ポジティブに過ごされている方が多かったように思います。現在、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、おうち時間で見つけたもの得たものを大切に過ごしたいですね。

管理栄養士・松岡　喜美子

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