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レシピ

2020/01/13

【管理栄養士がおススメする!】正月太り対策レシピ


お正月は生活リズムが崩れ、食事量や飲酒量も増えて体重増加のおきやすい季節ですね。

食べすぎ、飲みすぎ、活動量の低下により胃腸の働きが弱まり胃腸が疲れて代謝も落ちてしまいます。

正月太りの対策としては、単にカロリー制限するだけでなく疲れた胃を休ませる事を意識したメニューを対象者様にお伝えしていきましょう。

 

直蒸し☆ほうれん草の茶碗蒸し

消化に負担の少ない「ほうれん草の茶碗蒸し」のご提案です。

必須アミノ酸がバランスよく含まれ消化も良くダイエット中に摂り入れたい食品のひとつである卵にほうれん草を加えた蒸し料理です。ほうれん草はカロテン、ビタミンC、鉄分、カリウムなどを多く含みます。カリウムは摂りすぎた塩分を排出する効果が期待できむくみ解消につながります。また冬に出回るちぢみほうれん草は栄養価・風味も高くなりますので旬の味を楽しみましょう。

容器は耐熱であれば、マグカップ、湯呑みなど手元にある器で気軽に作れます。

蒸す方法としては、蒸し器、電子レンジ、鍋を使う方法がありますが、今回は鍋を使う「直蒸し」の方法をご紹介します。

 

<材料>  1人分

卵…1個、シイタケの戻し汁…100cc、だし醤油…小さじ1、ほうれん草…1株、
干しシイタケ…1枚、海老…1尾、かまぼこ…20g、三つ葉…適量

<作り方>

  1. 干しシイタケは水に戻し石づきを取り千切りにします。
    (戻し汁は捨てずに出汁として使用します。)
  2. ほうれん草は茹でて、2cm程度に切ります。
  3. 海老は殻つきのまま背中を丸めて殻の間に楊枝をさして背ワタを取った後、殻をむき、さっと茹でておきます。
  4. かまぼこは薄切りにします。
  5. ボウルに卵を溶きほぐしシイタケのだし汁、出し醤油を合わせ濾して卵液を作ります。
  6. 器(耐熱容器)に具材を入れ、あわだたないように静かに卵液を流しいれます。
  7. 器にアルミホイルをかぶせて蓋をします。
  8. 器より大きい鍋の底に布巾を敷き、器の半分の高さまでの量の水を入れて沸騰させます。
  9. 中火にして器をいれ弱火で蓋をして約8分、火をとめて鍋蓋をしたまま8分置きます。竹串を中央にさして中から透明な汁がでてくるようであれば完成です。
  10. 鍋から出して三つ葉を飾ります。※シイタケの戻し汁が足りない時はかつおだし汁を加えて100ccにします。※蒸す時にお湯がグラグラ煮立っているとスが入りやすいので注意して下さい。

    ※一度に数個作る時は、お湯の温度が低下してしまうために固まりにくい事がありますので、容器を全部並べたあとに再沸騰させてから弱火にして調整して下さい。

管理栄養士・飯塚典子

≪参考資料≫

直蒸しについて
https://japan-word.com/jikamushi(日本食べ物用語辞典)

卵の栄養について(近畿農政局)
https://www.maff.go.jp/kinki/seisan/chikusan/syouhikakudai/eggreport/attach/pdf/egg-1.pdf

ほうれん草について(農林水産省)
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/1201/yasai1.html




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