レシピ
2020/02/17
【管理栄養士がおススメする!】骨粗しょう症予防レシピ
早くも梅の花が咲きだす季節となりましたが。まだまだ冬日は続きますね。
寒さが続くと体が縮こまり、雪道や凍結した道路でなどでも転びやすくなります。
骨粗しょう症になるとわずかな衝撃でも骨折しやすくなります。閉経以降の女性や高年齢の男性に多く見られますが、若い人でも長期の生活習慣の乱れによる運動・栄養不足で骨粗しょう症になる事があります。
骨粗しょう症にならないように日頃から予防をする事を対象者様にお伝えをしていきましょう。
予防のための食生活のポイント
- 骨の健康にためにカルシウム摂取が重要ですが、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、-骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンKなどの摂取も心がけましょう
- カルシウムの吸収を妨げる、リン・カフェインの多く含む食品、コービー・紅茶、インスタント食品・加工食品などを控えましょう。
- 適度な運動を心がけましょう。
鮭のクリームシチュー
カルシウムが豊富に含まれ吸収率も優れている牛乳をベースにしたクリームシチューにカルシウム・ビタミンKの豊富な小松菜、ビタミンDの多く含まれる鮭、キノコを合わせました。
また、バターを使わずにオリーブオイルを使用しています。コレステロールが気になる方は低脂肪牛乳に変えるとさらにヘルシーに仕上がります。
<材料 1人分>
生鮭の切り身…1切れ、小松菜…1株、玉ねぎ少…1/4個、シメジ…1/4房、牛乳…1カップ、
オリーブオイル…大さじ1、小麦粉…大さじ1、コンソメの素…小さじ1、塩・こしょう…少々
<作り方>
- 鮭は小骨を取り、一口大に切ります。
- 玉ねぎは薄切り、小松菜はヘタを取り1㎝くらいのざく切り、しめじは石づきを取りほぐしておきます。
- 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、中火で鮭の両面にうっすらと焼き目がついたらいったんフライパンから取り出します
- フライパンは洗わずに玉ねぎ、シメジを加えて炒め、野菜に火が通ったところで火を止めて小麦粉を加えて良く混ぜ合わせます。
- 粉ぽさがなくなりましたら、牛乳を少しづつダマにならないように加えていきます。
- 牛乳を全部いれたところで、火をつけ、小松菜・鮭・コンソメを加えて弱火から中火で混ぜ合わせながらトロミをつけていきます。
- 最後に塩・こしょうで味を調え、器に盛って完成です。
管理栄養士・飯塚 典子
≪参考資料≫
骨粗鬆症予防のための食生活
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-007.html
骨粗しょう症の治療とガイドライン2015年版 78ページ
http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf