料理を考える際に意識したいのが、その季節にもっとも美味しく食べられる旬のお野菜の活用です。今回は柔らかく甘味がある春キャベツ、みずみずしく辛みの少ない新玉ねぎを使ったミニキッシュのご紹介です。

キッシュは生地作りが面倒な印象が強いですが、今回は冷蔵庫にあまりがちな餃子の皮を使用しました。

餃子の皮が余った時などに作って、冷蔵/冷凍保存しておけば忙しい朝の朝食やおやつにも活用できます。

春キャベツは巻きが緩めで緑色が強いもの、新玉ねぎは表面に傷がないもので硬くしまりがあってずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

春野菜たっぷりお手軽ミニキッシュ

<材料マフィン型　12個分>

餃子の皮(大判)…12枚、春キャベツ…80g、新玉ねぎ…50g、
パプリカ(赤・黄)…30g ベーコン…40g、卵…2個、牛乳…150g、粉チーズ…大さじ1、
ピザ用チーズ…40g、塩…少々、コショウ…少々、サラダ油…小さじ1、
マフィン型(プリン型、シリコンカップ)

<作り方>

1. キャベツ、玉ねぎは薄くスライスします。
2. ベーコン、パプリカは細かいダイスカットにします。
3. フライパンに油をひきベーコン、玉ねぎ、キャベツを加えて中火でしんなりするまで炒め、塩、こしょうで味をつけます。
4. ボールに卵と牛乳を入れて混ぜ合わせ、粉チーズ、塩、コショウで味を調えます。
5. マフィン型に餃子の皮をしき粗熱がさめた③の具を等分にいれ④の種を入れます。
6. ⑤のマフィン型にパプリカ、チーズをのせます。
7. 200℃に熱したオーブンで20分～30分こんがりと焼きます。
8. 焼き色がついたら、粗熱をとり型から取り外します。

<調理のポイント>

• マフィン型がない場合はプリン型やシリコンカップでも大丈夫です
• 保存する場合は、粗熱が取れてから保存容器に入れ、冷蔵/冷凍します。食べる時は電子レンジで軽く温めてからオーブンで焼くと美味しく食べれます。

管理栄養士・飯塚　典子

≪参考資料≫

春キャベツについて
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kyabetu-haru.htm

新玉ねぎについて
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/onion2.htm