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2019/02/25

【コラム】寒い冬こそ代謝アップのチャンス


今年は暖冬と言われ、例年に比べると暖かい日が多いですね。一方、急に冷え込む日もあります。
寒暖差の激しい今年の冬を上手く利用して、太りにくい身体づくりを提案してみてはいかがでしょうか?

よく夏に痩せて冬は太るという方がいらっしゃいますが、じつは、寒い冬の方がやせやすいのです。これは、体温を上げようとより多くのエネルギーを燃やす為です。
この状態を上手く利用して、「寒いから」を言い訳にしないアプローチに挑戦してみましょう。

寒い日は、自宅で筋トレ!
寒い日は、自宅でゴロゴロ過ごしたいところですが、身体を使わなければ体温を上げるために大切な筋肉は衰えてしまいます。自宅なら冷たい風を受けることもありませんので第一歩を踏み出しやすいですね。

★後ろ側の筋肉を鍛えよう。★

日常生活では、前側の筋肉はよく使われますが、後ろ側の筋肉はあまり使いません。その使い方のアンバランスがクセとなり、肩こり、腰痛などの不調につながってしまいます。

【上腕三頭筋】

  1. 足は肩幅に開き、両手は身体に沿って垂らし、肩の力を抜いてまっすぐ立つ。
  2. 手のひらを正面に向ける。
  3. 肘を曲げないで、手の甲で空気を押し上げるようにして後ろに腕をゆっくり引き上げる。(息を吐きながら行う)
  4. ゆっくり元の位置に戻す。
  5. 10~15回×2セット。

※ダンベルやペットボトルを持って行ってもよい

★応用編★

最近ではあまり行うことがなくなった雑巾がけも、上腕三頭筋を使う動作です。今年は定期的な雑巾がけで、きれいな部屋だけでなく、引き締まった二の腕も手に入れましょう。

【ハムストリングス】

太ももの後ろ側の筋肉です。歩いたり、走ったり、しゃがんだり、立ち上がる時に使われます。基礎代謝アップ、ヒップアップ効果が期待できます。

  1. マットの上にあおむけに寝る。
  2. 膝を腰幅に開き、90度に曲げて足を立てる。両手は身体の横で楽な位置に置き力を抜く。
  3. ゆっくりとお尻を床からはがし、膝から頭までが一直線上になったところでキープ。
  4. ゆっくりと元に戻す。
  5. 10~15回×2セット。

★応用編★

3まで行った後、つま先から頭までが一直線上になるように膝を伸ばして足を上げてキープ。

暖かい日は、外でウォーキング!

過ごしやすい日は、外でのウォーキングに挑戦しましょう!
気分も変わり、身体もポカポカしてきます。

日常生活に無理なく取り入れ、今年こそリバウンドしない身体づくりを応援しましょう!

管理栄養士・松岡 喜美子

≪参考資料≫
筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典
Seasonal changes in metabolic and temperature responses to cold air in humans
基礎代謝の季節変動について




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