レシピ
2019/10/18
【レシピ】メタボ対策レシピ
新聞やテレビ、インターネットなどで「メタボ(メタボリックシンドローム)」という言葉が認知されるようになりましたが、まだまだ正しく理解されていない方も多いようです。
単に腹囲が大きいだけではメタボリックシンドロームに該当しません。内臓脂肪に高血圧・高血糖・脂質異常が組み合わさり、動脈硬化の危険度が高い状態がメタボリックシンドロームに該当する事を特定保健指導をする際にはしっかりとお伝えしましょう。
また、食事バランスだけなく肥満や内臓脂肪の蓄積につながるような食習慣がないかもチェックし、対象者様が目標体重の達成にむけてしっかりとお取組みができる行動計画を立てましょう
- 一日3食 規則正しく食事バランスを意識して食べれているか?
- よく噛んでゆっくりと食べる意識をしているか?
- 就寝3時間前までに飲食をしていないか?
- 間食は多くないか?
- 適度な運動を心がけているか?
きのこたっぷり海老と豆腐のヘルシースープ
今回は旬のキノコと豆腐、アスタキサンチンという抗酸化成分を含むエビを合わせたスープのご紹介です。
キノコは低カロリーで食物繊維、ビタミン・ミネラルが多く含まれているのでダイエット中に積極的に食べたい食品です。食物繊維には血糖値の急激な上昇を抑えたり、コレステロールの吸収を抑える働きがあるのでメタボ予防になります。
ダイエット中であってもたんぱく質は必須です。たんぱく質を多く含む食品の中でも大豆製品は低カロリーで「畑の肉」と呼ばれるくらいのたんぱく質が豊富です。また抗酸化作用のある「大豆サポニン」、女性ホルモンと分子構造が似ている「大豆イソフラボン」、なども含まれます。
代謝アップを期待して、赤唐辛子、生姜、ニンニクも加えました。
<材料> 1人分
有頭海老…2尾、木綿豆腐…100g、たまねぎ…20g、舞茸…20g、しめじ…20g、ヤングコーン…1本、
ミニトマト…1個、三つ葉…20g、白髪ねぎ…20g、
a(赤唐辛子…1本、ニンニク…1片、生姜…ひとかけ)、水…200g、鶏がらスープの素…小さじ1/2杯、レモン汁…小さじ1、塩・コショウ…少々
<作り方>
- 有頭海老は頭と尾以外の殻をむき背に切り込みをいれて背ワタをとります。
- たまねぎは千切り、プチトマトは2等分、ヤングコーンは食べやすい大きさに切ります。
- しょうが、にんにくは薄くスライスします。唐辛子は切り込みをいれて中の種を抜きます。
- 水にaの材料を入れ2.3分煮立たせます
- 野菜、きのこ類を4 にいれて柔らかくなったところで海老、木綿豆腐を手でちぎって加えます。
- 海老が赤くなったら、鶏ガラスープの素、塩・こしょう、レモン汁を加えて味を調え器に盛ります。
- 刻んだ三つ葉、白髪ねぎを加えて完成です。
管理栄養士・飯塚 典子
≪参考資料≫
メタボリックシンドロームとは
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-01-001.html
メタボリックシンドローム改善の為の基本戦略
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-03-001.html