スタッフインタビュー
2018/12/07
スタッフインタビューvol.1「北川 みゆきさん(後編)」
登録スタッフの北川みゆきさんのインタビュー後編です!
病院での経験を経て、講師活動や特定保健指導などのお仕事をされている北川さん。
彼女がどんなお仕事をしていたのか、今後どんな希望をもっているのか、ご紹介します。
特定保健指導も、人と人との信頼関係が大事
NW:病院でのお勤め後、弊社に登録するまでどういう活動をされていたのですか?
北川:主には講師活動をしています。協会で栄養学やフードマイスターの講義や、農業ビジネススクールでホリスティック栄養学の講義をしております。
NW:人前でお話することが多いのですね。
北川:そうですね。多くの経験をしてきた中で、話すこと・伝えることが一番好きですね。
NW:そんな中、なぜ弊社に登録して下さったのですか?
北川:特定保健指導に来る方って、黄色信号なのに、健康に対する意識が薄い方が多い気がします。病院では、重篤な方々を診てきて、悲しくもお別れする方もいました。そのため、健康意識が低い方に、もっと健康に意識を持ってもらえるよう伝えていきたい!と思い、御社に登録しました。
NW:当時、特定保健指導は初めてと伺いましたが、初めはどんなお気持ちでしたか?
北川:期待と不安、気持ちは半々でした。特定保健指導は、やるべきことが沢山あるので、マニュアル通りきちんと出来るか不安でした。不安の反面、自分なりに相手に響くような変化をもたらしたい!という気持ちも強かったです。
NW:そんな半々のお気持ちを持ちながら、初日やってみてどうでしたか?
北川:やはり大変だなと思いました。こちらの意識と、対象者さんの意識が違うことがあるので。こちらがどんなに説明しても、「仕方なく面談に来た」という方だと、対応は難しいですね。
NW:全員が前向き!というわけにはいかないですもんね。
北川:そうですね。ただ、響かない方に対しては、「あなたがやるかやらないかは別として、立場上知識をお伝えしますね」と割り切るときもあります。そういった切り替えも必要だと思います。
NW:割り切る以外に、壁にぶつかったときの乗り越えるポイントはありますか?
北川:人によりますが、色々な方向から投げかけてみます。反応や顔色を伺いながら、「この人は何に、どこに響くのかな?」と。相手に知識を押し付けるのではなく、「私はあなたの伴奏者ですよ!」と、その方に合わせるようにしています。
前向きでなくても、1ミリでも心が動いてくれたら、嬉しいですよね。
NW:相手に合わせられるように、パターンを用意しているのですか?
北川:はい、自分のスタイルはこう!ではなく、相手に合わせられるよう引き出しを用意しています。結局人と人との信頼関係ですから。
世界中の人たちが心穏やかに健康で
ハッピーな自分らしい人生が送れるようにする!
それが私の活動テーマ。
NW:これから挑戦していきたい事はありますか?
北川:フリーになって1年ほど経ちました。「食と心」の関係性はまだ日本では目を向けられていません。この関係性を一人でも多くの方に伝えていきたいです。重篤な病気にならないために。また日本に留まらず、世界にも発信できる活動にも力を入れていきたいと思っています。
NW:これからお仕事をしようと思っている方へ、メッセージをお願いします。
北川:高齢化社会が進む中、ますます管理栄養士・栄養士のニーズは高まっていくと思います。また女性の場合、家庭に入って仕事のブランクがあり、仕事に対して消極的になる方も多いと思います。
せっかく資格をもっているのに勿体ないです!
活躍の場も今は沢山あります。待っている方は沢山いらっしゃいます。
皆で健康な方を増やしていきましょう!
北川さんは、インタビューの最後に、こんなことを仰っていました。
「自分が人として、女性としてどう生きたいのか、問いかけてみてもいいと思う」と。
お二人のお子さんを育てながら、家族を大事にしながら、
自分を磨くことを決して怠らない北川さん。
これから彼女はどう羽ばたいてくのか、弊社としても追いかけていきたいです。
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